せっかく良い茶葉を手に入れたならその味を最大限に引き出せる入れ方で味わって欲しいと思います。
まずはお湯を作る所からです。
水は軟水のもの高度は50~80が目安です。日本の水道水なら大体50~60と言われているので問題はないかと思います。
しかし水道水には塩素が入っていて、この塩素はお茶の味を邪魔してしまいますので完璧に沸騰させることにより取り除いていきます。
お湯をただ沸騰させるだけではなく必ず5分以上沸騰させて下さい。
このお湯を急須に注ぐ時にもポイントがあります。
お湯の温度が高いとお茶は苦味が、低い温度では甘味がでます。
直接お湯を急須には注がず、一度湯呑に入れてから少しお湯を冷まし湯呑を温かくする事により丁度いい口当たりのお茶になります。
湯呑に入れたお湯を急須に注いだら約1分ほどお茶の成分が溶け出るのを待ちます。
注ぐ時には急須を揺らさずにゆっくり注ぎましょう。
注ぐ時に最初と最後では成分の濃さが違いますので全ての湯呑へ少しずつ注ぎ入れ、味が均等になるように注意が必要です。
そして二煎目が苦くならないようにお湯は最後の一滴まで綺麗に注いでみてくださいね。